方位除けとは、本命星が、その年の年盤の凶方位に廻座する場合に必要な祈願のことです。
「方位厄」といわれ、厄年同様に注意が必要な一年とされてます。
・本命星が中宮に回座する年は八方をすべて塞がれ、どの方角に事を起こしてもうまくいかない
八方塞がりの年回りとなるので方位除けをする方がよいとされています。
0歳、9歳、18歳、27歳、36歳、45歳、54歳、63歳、72歳、81歳、90歳、99歳の年は本命星は中宮に廻座します。(静観運)
・本命星が北東の表鬼門に回座する年は、何事にも変化・変動が多く、運気も衰えがちになります。
けがや病気にも注意が必要な年となるので方位除けをする方がよいとされています。
3歳、12歳、21歳、30歳、39歳、48歳、57歳、66歳、75歳、84歳、93歳、102歳の年は本命星は北東に廻座します。(変化運)
・本命星が北に回座する年は、最も運気が停滞する年です。
何事にも謙虚な気持ちで、次の飛躍への準備の年となるので方位除けをする方がよいとされています。
5歳、14歳、23歳、32歳、41歳、50歳、59歳、68歳、77歳、86歳、95歳、104歳の年は本命星は北に廻座します。(困難運)
・本命星が南西の裏鬼門に回座する年は、前年まで衰退の運気が徐々に好転しはじめます。
しかし無理は禁物。特に年の前半は要注意なとしとなるので方位除けをする方がよいとされています。
6歳、15歳、24歳、33歳、42歳、51歳、60歳、69歳、78歳、87歳、96歳、105歳の年は本命星は南西に廻座します。(準備運)
上記のすべての年に方位除けをすると2年ごとに方位除けが必要なことになります。
ただし、日本には初詣という良き習慣があるので、運気が低迷する方位に本命星が廻座する年には、初詣で一年の健康と安全をお願いすればよいのではないでしょうか。
● 2025年〜2028年の方位除け